クリスタ トーン。 トーンの使い方・基本トーン編

トーンの使い方・基本トーン編 by ClipStudioOfficial

クリスタ トーン

定番のマンガ制作ソフトCLIP STUDIO PAINTを使ってマンガを描く方法を解説している書籍 サイドランチ著/ソーテック社刊 から、デジタルでマンガのトーンの貼り方が解説されている部分を抜粋して特別掲載します。 デジタルでのトーン作業は、使っても減らない、ゴミや削りカスが出ない…などメリットがたくさんあります。 デジタルでマンガ作成や仕上げ作業を行っていないという方は、ぜひ参考にしてください! トーンを貼る モノクロのマンガでは、中間色をトーンで表現します。 CLIP STUDIO PAINTでは、さまざまな方法でトーンを貼ることができます。 線数や濃度、角度などを決めて [OK]ボタンをクリックすると、キャンバスにトーンが貼り付けられます。 Point [簡易トーン設定]ダイアログボックスの線数や濃度、角度については、下記の『網点の大きさと角度を知る』を参照してください。 基本的なドットのトーンは、 [網]カテゴリに用意されています。 [素材]パレットからドラッグ&ドロップして、キャンバスにトーンを貼ることができます。 選択範囲にトーンを貼る 選択範囲を作成したときには、 [選択範囲ランチャー]でトーンを貼ることができます。 選択範囲を作成します。 選択範囲の下に表示される [選択範囲ランチャー]の [新規トーン]ボタンをクリックします。 TIPS 表示されないときは? 選択範囲を作成しても [選択範囲ランチャー]が表示されないときは、非表示の設定になっているかもしれません。 [簡易トーン設定]ダイアログボックスが表示されるので、設定して [OK]ボタンをクリックします。 ここでは [線数]を[70. 0]、 [濃度]を[20]%、 [種類]を[円]に設定しました。 トーンが貼り付けられました。 網点の大きさと角度を知る トーンが持つ網点の大きさや濃度、角度などを設定できます。 また、トーンを貼り付けた後でも、[レイヤープロパティ]パレットで設定の変更が可能です。 線数の大きいトーンは網点がぎっしりつまっており、線数が小さいトーンは網点同士の間にすき間があります。 線数が少ないほど、網点の一つひとつがよく見えるようになります。 線数が大きすぎると網点が細かくなり過ぎて、印刷したときにつぶれる可能性があります。 標準的な線数は[60]で、多くても[70]以下の線数に設定すると比較的安心です。 この線数と濃度によって、実際のトーンの目に見える濃さが違ってきます。 種類 基本的に最も使われるのが「円」の網点によるトーンで、次に「万線」「砂目」と続きます。 [レイヤープロパティ]パレットでトーンの種類を変更する場合は、 [網の設定]から選択します。 「円」にしたいときは [円]、「万線」にしたいときは [線]、「砂目」にしたいときは [ノイズ]を選択します。 角度 角度の設定では、網点の列の角度を変更できます。 TIPS トーンを重ねる トーンを重ねるときは線数と角度を合わせます。 そうしないと、印刷時にモアレが出る可能性が高くなります。 線数と角度が同じであれば、濃度の異なるトーン同士を重ねてもよいでしょう。 トーンの領域を微調整する トーンレイヤーには、「マスク」という表示範囲を決める機能があります。 マスクは[ペン]ツールなどの描画系ツールで編集できるため、簡単にトーンの領域を調整できます。 トーンレイヤー 貼ったトーンは、[レイヤー]パレットではトーンレイヤーになっています。 このトーンレイヤーを選択してトーンを編集します。 トーンレイヤーには、マスクアイコンがあります。 マスクアイコンが選択状態のときは、ブラシツールでトーンを編集できます。 Point 描画色を透明色にしたブラシツールでもトーンを削ることができます。 細部にトーンを貼る トーンで細かい影を入れたいときなどに便利な方法を解説します。 [OK]ボタンをクリックすると、トーンが貼られます。 そのまま [ペン]ツールで影を入れたいところを描画すると、描画したところにトーンが貼られます。 もし、できない場合は、 [レイヤー]パレットでトーンレイヤーが選択されているか、またトーンレイヤーのマスクアイコンが選択されているかを確認してください。 トーン削り用のツールを使う アナログの表現では、カッターでトーンを削って柔らかくぼかすテクニックがあります。 CLIP STUDIO PAINTでも、[トーン削り]サブツールを使うと同様の効果を出せます。 トーン削り 1. [ブラシサイズ]は大きめに設定します。 初期設定も大きいブラシサイズになっています。 ここでは[8]mmに設定していますが、削りたい範囲などにもよるので、適宜変更して使います。 描画色は透明色にします。 端の方を削っていきます。 このとき、描画色は透明色にします。 パソコンが苦手・初めての人でもクリップスタジオでコミックがスイスイ描ける! 下書き、ペン入れ、トーン貼り、背景、カラーイラスト、サンプルファイルと一緒に学んでいきましょう。 ・アプリを起動したところから目的別のステップで解説するので、パソコンが苦手な人でも大丈夫! ・作例はサポートサイトからダウンロードできるので、紙面通りに操作しながら各機能をマスターできます。 ・マンガや本作りに関する用語やテクニックも説明しているので、初めての人でもスイスイ読めます。 技法書プレゼント応募方法 本キャンペーンの募集は終了いたしました。 たくさんのご応募ありがとうございました。 本記事で一部内容を紹介した サイドランチ著/ソーテック社刊 を抽選で3名様にプレゼントいたします! 申込方法: 描きナビ公式Twitterアカウントをフォローしてキャンペーンツイートをリツイートしてください。 ・賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。 ・当選者についてのお問合わせにはお答えできません。 ・当選のご連絡後6営業日以内に送付先をご連絡いただけない場合は、当選を無効とさせていただく場合がありますのでご注意ください ・当選者の権利を譲渡・換金・変更することはできません。

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クリスタでのトーンの貼り方講座!漫画家を目指す方必見|お絵かき講座パルミー

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マンガ制作方法もアナログから便利で効率の良いデジタルへ変わりつつあります。 今回は、イラストレーターの摩耶薫子さんによる 「クリップスタジオペイントのトーンの貼り方講座」をご紹介。 単色カラーに設定• トーンの貼り方• トーンを貼り足す、消す• トーンの設定変更• グラデーションをかける• 影を表現する• 便利な機能、ツール• トーンレイヤーの扱い方 の三段階に分けてトーンの貼り方を解説します。 トーンの基本的な貼り方から、覚えておくと便利な機能の使い方までバッチリ身に付けられる内容になっています。 デジタル漫画が初めての方も、制作効率をもっとUPしたい人も一読の価値アリ! です。 記事の 最後にはトーンの使い方がグッと理解できる動画もありますので是非チェックしましょう。 トーンの基本 単色カラーの設定 モノクロ原稿の場合、キャンパスの設定を「編集」メニューの「キャンパス基本設定を変更」で基本表現色:モノクロに設定しておきます。 トーンの貼り方 トーンを貼りたい部分の選択範囲を決めます。 自動選択ツールを使用し、「他レイヤーを参照」を選択すると編集レイヤーに関係なく範囲選択ができるので便利です。 ツールプロパティで• 「隙間閉じ」にチェック• トーンの選択範囲は、 貼りたい部分の全てを囲まなくても後から貼り足し可能です。 また、トーン1枚ごとにレイヤーが分かれているのでトーンの貼り足しや消去も簡単にできます。 モアレを防ぐために知っておきたい注意事項 トーンを貼るときに注意したいのが、 「モアレ」の発生です。 モアレとはトーンをデータ原稿として出力した際、予期しない模様に見えてしまう現象です。 モアレは、• 画像サイズの変更• トーンの重ね貼り• グレースケールのベタ上にトーンを貼る ことが原因で起きます。 それぞれの対処方法をチェックしましょう。 原寸サイズで原稿を作成する• トーンを貼った後に拡大縮小、回転をしない という方法が有効です。 クリスタでは、書き出し設定のダイアログに「拡大縮小時の処理」の項目があり、「コミック向き」を選択するとモアレの原因であるジャギー 画面のガサつき を抑えることができます。 線数、角度を一致させる• グレースケールで塗られた部分にトーンを貼ることを避ける などの方法が有効です。 本来、 網点トーンはモノクロの印刷でグレーを表示する為のものです。 WEB公開用の画像はグレースケールで制作するほうが綺麗に仕上がる、ということも忘れずに覚えておくと良いでしょう。 また、 網点の細かいトーンは、印刷の際に縮小されると黒潰れしてしまう可能性がありますので濃度を10%~60%で70線以内をオススメします。 トーンの使い方 トーンを貼り足す・消す マスクは、パレットのトーンレイヤーの右側の黒いサムネイルで表示されます。 トーンの貼り足しや削りはマスクの範囲によって変更できます。 はみ出した場所などの余計な部分の消去やハイライトの描写は、消しゴムツール、透明色を選択してトーンを塗る、白く塗りつぶすなどの方法が良いでしょう。 直接画像を消す「消しゴムツール」と異なり、元画像を保持しているので、「あとでやり直しが効く」という点が特に優れています。 そのため、彩色をトーン貼るときに非常に便利なツールなのです。 トーンの設定変更 服に「砂目」のトーン、スカートに「模様」のトーンを貼ってみましょう。 貼ったトーンはレイヤープロパティで• 網の設定• 線数 をいつでも変更できます。 オブジェクトツールでは拡大縮小、回転することができるので後からの調整に便利です。 グラデーションをかける グラデーションは素材から貼り付けてもOKですが、今回はグラデーションツールを利用してみましょう。 まず、好きなグラデーションを選択しツールプロパティの描画対象を「グラデーションレイヤーを作成」に変更します。 次に、キャンパス上でグラデーションをかけたい方向にドラッグします。 グラデーションの方向やかかり具合を変えたい場合は、オブジェクトツールで変更できます。 貼り付けたグラデーションが網点になっていない場合は、「編集」メニューの「キャンパス基本設定を変更」でモノクロに変更して下さい。 影を表現する 影の表現など、 線画で区切られていない範囲にトーンを貼る場合は選択ペンを使い簡単に選択範囲を作成した後にトーンを貼ると制作効率がUPします。 足りない部分はペンツールやバケツツールなどを使って適宜貼り足しましょう。 トーンを削る トーンは削り用のパターンブラシを使い、透明色で塗ると削ることができます。 トーン削る為のブラシは、デフォルトで搭載されている素材以外にも様々な種類があります。 合わせてこちらもチェックしてみてくださいね。 例えば、 髪で使用されているトーンを選択した状態で、靴の部分をバケツツールなどで塗ると髪と同じトーンを使って貼ることができます。 ペンや塗りつぶしツールで描かれた部分がそのまま選択範囲になるため、直感的に作業できます。 整理したい場合はレイヤーフォルダを作成しまとめておくと便利です。 動画もチェックして理解を深めよう! 動画では、 トーンを貼る作業が実際に確認できるので理解が深まります。 同人誌やWEB漫画制作が捗ると思いますので是非チェックしてみてくださいね。

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クリスタのトーンの貼り方!基本の使い方やグラデーションのやり方を解説!

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トーンとグレースケールの違い まずはトーンとグレースケールの違いについて。 トーン 「トーン」は「スクリーントーン」の略で、 色々な模様や柄などがありますが、濃淡に使うこう言ったトーンは「網(アミ)トーン」と言います。 これは濃淡があるように見えますが実は白(透明)部分以外は全部「 黒100%」で描画されていて、 網(点)の 密度や大きさの差で濃さが違って見えます。 白の用紙に黒の点で表現しているので2色使って濃淡を表現しています。 拡大すると、白地部分と黒い部分があることがわかります。 点の大きさと密度で濃さが違って見えるのがわかりますね。 グレースケール トーンが白と黒の二値画像なのに対し、 グレースケールは白~黒の間の 灰色も表現できます。 それぞれ一色その色で塗りつぶされているので見た目がとてもなめらかです。 漫画ではどっちがいいの? 人それぞれ好みがあるので断言はできませんが、 様々なジャンルでアシスタントをしてきた私見で言うと WEB漫画、ダウンロード・アプリ配信、男性向け同人誌だとグレースケール。 商業誌、女性向け同人誌はモノクロ二値(トーン) で指示をもらうことが多いかなと感じています。 これは媒体がWEBメインなのか紙メインなのかというのが 大きく関わっていると思います。 (男性向け同人誌のみちょっと違いますが) グレースケールはディスプレイで見た時に映えやすく、 トーンは印刷された紙で見た時に映えやすいんですね。 ただこれらは「その形態ではそうやってる人が多い」というだけなので、 「自分が描くのは女性向け同人誌だけどグレースケールで塗りたいんだ!」って思ったら それでいいと思います。 実際女性向けでもグレースケール増えてきてますしね! どちらがいいか迷って、こだわりがない方は上記を参考にしてみてください。 トーンの数字の見方 クリスタでは、選択範囲ランチャーからトーンを貼ると このようなウインドウが出てきます。 線数は点の密度、濃度は点の大きさです。 デフォルトでは角度は45度になっています。 これがスタンダードです。 背景や模様などに意図があって角度を変えて使用したい場合は変えてもいいのですが、 普通に濃淡のために貼るのであれば45度のままで使用しましょう。 スタンダードな線数は60線~70線 60~65線が特によく使われている印象です。 商業だとほぼ60線。 B5同人誌だと60線か65線でアシスタントすることが多いです。 60~65線だと印刷でも綺麗に出て、かつ見た目も密集していて綺麗です。 また、雑誌サイズからコミックスサイズに縮小した時の違和感が少なく感じます。 55線以下だと点の密度が空きすぎて模様みたいに見える場合があるのと、 70線以上だと 商業誌の印刷形態によっては網が細かくて印刷でつぶれてしまう場合があるので 意図的にそういった効果で使用する以外ではあまり使いません。 ただ同人誌や、 最初からコミックス発行などの場合でA5サイズ以下で原稿を作成する場合は 60線だと網が大きく感じてしまうようで、そういった場合70線が使用されることがあります。 また、比較的若い世代の人は網が細かい方(グレースケールに近い見え方)がいいらしく、B5サイズでも70線を使用する人も増えてきています。 年齢が上の世代だとトーンの網感(60線)があった方が漫画っぽくていいと感じる人が多い印象なので(私もそうです) ご自身の絵柄や好み、発表形態やターゲット層に合わせて60~70線で色々試してみてくださいね。 同人誌印刷ってめちゃくちゃ綺麗 雑誌にもよるので一概には言えませんが、 たとえば週刊少年誌と、同人誌(オフセット印刷)を見比べてもらうと 同人誌の方が印刷が綺麗なことがわかると思います。 上で70線はつぶれる可能性があると書きましたが、 同人誌印刷では80線でも綺麗に印刷してくれるところが多いです。 コピー機の場合はメーカーや印刷方法(紙からやデータから直接など)によって左右されるので 色々ためしてみてくださいね。 線数の統一・使い分け 60線と決めたら、作品内で線数は全て統一するのがオススメです。 もちろん効果としてギャグシーンで30線を使ってみたり、 背景コマや服の模様などに50線を使ってみたりといったことは大丈夫なのですが、 例えば大きいコマは網の大きい60線で小さいコマは網が細かい65線を使うなど線数を混ぜていると、 管理ミスで モアレの原因になります。 違う線数のトーンを重ねると モアレと言って印刷上の 見た目が非常に悪くなります。 意図やこだわりがないのであれば線数を混ぜて使用するのはオススメしません。 クリスタでは最初の新規作成ページでデフォルトの線数が選べるようになっています。 この設定で作られた作品では、グラデトーンやランチャーから作れる網トーンの初期数値が 設定した線数になりますよ。 (便利!) 肌の影トーン 肌の影トーンで多いのは濃度10%~20%です。 10%、15%、20%でアシスタントすることが多いですが、 その中でも一番多いのは10%です。 つまり60線10%が一番よく使われている影トーンということになります。 私も自分の同人原稿の影トーンは60線10%にしています。 日焼け・褐色肌のトーン濃度 ちょっと日焼けは5~8% 普通の日焼けは10% がっつり日焼けは15% それ以上は20%~25% くらいが目安かなと思います。 モニタで貼った時は薄く感じても、印刷されたものを見ると濃かったり、 自宅プリンターでは良い感じに見えても印刷会社によって薄かったり濃かったり感じたりするので、 色々試してみてくださいね。 クリスタでトーンの重ね貼り、トーンの網をずらす・移動させるには 褐色肌に影トーンを貼る時など、 つまりトーンの上にもう一枚トーンを貼りたい時は 網をずらす必要があります。 トーンを重ねる時は基本的に 同じ線数のトーンを重ねましょう! レイヤープロパティの下の方、 網の位置という項目でXとY地点が選べるのでずらしていきましょう。 アナログだと、1枚目の点にやや重ねるように2枚目を張るのが主流でしたが、 デジタルだと均等にずらすよう指示されることもあるので ずらし位置は人それぞれです。 一枚目の点に重ねてちょっとずらしたもの。 ベテラン作家さんはこのタイプの指示が多いです。 均等にずらしたもの。 まとめ 60線がスタンダード。 影トーンは60線10%が多い。 日焼け肌は10%前後が無難。 こんな感じでしょうか。 人それぞれ好みがあると思いますので、これらを基盤にいろいろ試してみて 自分好みの設定を見つけてみてくださいね!.

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